ABOUT

「Unintended textile-意図しない 偶然の テキスタイル-」 rételaは誰も見向きもしない捨てられるものと、 その土地に根ざした手仕事にフォーカスし、 それらを解体、再構築して新たな価値を創造するテキスタイルブランドです。 インドの伝統的プリント技法「 ブロックプリント」。 その製造過程において廃棄されている*下敷きの布に着目しました。 契約したインドの捨てられる運命だった下敷き布を引き取って、様々なプロダクトに展開し活動しています。 *下敷き布を Un fabric © と名付けています。 Un fabricはインクが偶然に重なり合った思いがけない色面構成が、最大の特徴です。 機械でつくられる生地とは異なり、1枚1枚が唯一無二のもので、反復した作業の連続からなるテキスタイルは、複雑な色面構成を持つため、見る人によって自由に解釈できる絵画のようなテキスタイルです。 アップサイクルであるとともに、製品とアートの間にあるものづくりの実験を試みている。それがrételaです。 【持続可能なものづくりを行うこと。】 廃棄されていた 作業台に敷いているUn fabricをアップサイクルしているので、穴あき等のB品という概念は ありません。穴あき、染料の擦れや剝がれなどは素材の持ち味としています。商品のデザインを出来る限 りシンプルにし、技術の差があっても無理のない複雑な縫製をしないプロダクト作りをしています。 Un fabricをアップサイクルし日本で新たなプロダクトも作っています。 物の見方を少し変えるだけでゴミになる運命だった布が、新しいテキスタイルへと生まれ変わっ た、アップサイクルのかたち。それがrételaが情熱を込めてやってきたことです。 【ブランドの根底】  今まで世の中に存在していなかったとされている 見過ごされていた捨てられるもの、誰の目にもふれていたが見逃されていたものを、 新しいもののように観察し、新たな視点で見直し再構築してプロダクトにアップサイクルしています。 その特別なプロダクトを本当に必要だと思ってくださる人に届けて、たくさんの人に喜んで欲しいという思いがあります。 【attention】 生産地ごとにシリーズ分けをしており、 〇Un fabric-delhi-series (2016年スタート) 〇Un fabric-bagru-series (2017年スタート) 〇Un fabric-Kolkata-kadhi cotton series (2020年秋スタート) 3つのシリーズがあります。 上記の通り、廃棄されていた布をアップサイクルしているため、 いわゆる市場で販売されている生地と性質が異なります。 以下、各シリーズのご紹介をお読みいただいた上、ご納得いただけましたらご購入のほどよろしくお願いいたします。 【Un fabric-delhi-seriesについて】 〇process ①工場と協力体制を作り、ブロックプリント製作時に下敷きの布を支給し、その布を敷いてもらいます。今まで廃棄していた布はストックしてもらいます。 ②下敷きの布は、一つのブランドの仕事が終わった時点で、布の交換を行います。約 3週間以上かけて製品のブロックプリントの色や柄が複雑に重なり、機械では決して作れない 1 枚の絵画のようなテキスタイルへと生まれます。 ③その生地を回収し、一晩お湯につけ布を柔らかくし、更に 数回水洗いをかけて太陽の下で乾かします。乾いた生地は裁断、縫製、検品をして、たくさんの 現地の人の協力を経て日本へと届けられます。 [memo] ブロックプリントの下敷きの布を再利用するアイデアは日本にいながらにして思いつきました。インターネットで調べものをしていくうちにブロックプリントの製作風景の画像に行きつき、ブロックプリントその ものよりも、その作業台に敷いている布に目が奪われました。まだ誰も見たことのない布で何かを作ってみたいという衝動に駆られたのがきっかけです。 --------------------------------------------------------------------------------- 【Un fabric-delhi-seriesの特性と課題点】 様々なブロックプリント工房の下敷き布(*Un fabric)を回収し(回収時に都合のいい柔らかいものだけ回収し、それ以外は返すということはしていません) 縫製工場に集め一晩お湯につけ、数回洗いをかけて下準備をします。 その後,製作するプロダクトごとに生地の振り分け(服はなるべく柔らかめを、それ以外は硬めの生地にするなど)をして製作していきます。 *delhiシリーズの下敷き布(Un fabric)は 1枚、1枚個性があり経験上大まかに、 ①染料系が染み込んだ生地が柔らかい状態のもの、②顔料系や、GOLDの生地がかためのもの、①と②が組み合わさったものに分かれます。 今までの仕事の経験を活かして服を中心としたプロダクトをインドで生産し販売していますが、生地が硬めの扱いが難しい服や、柄によっては売れ残る傾向があるため、一部はロスとなっていきます。 ロスになったものは日本で新たなプロダクトに再びアップサイクルしますが、限りがあるので今後どうしていくかも課題です。(今後の傾向によっては服は作れない可能性もあります) また、rételaのプロダクトは今までは廃棄されていた布をアップサイクルしているため、市場に流れている既存服のルール、B品の概念(一般世間の思い込みでじゅうぶん使えるのにB品とみなされてしまう傾向)に当てはまりません。 rételaでは前述の通り生地のネップ、穴あき等のB品という概念はなくインクの擦れ、重なった顔料のはがれなど生地の持ち味としています。 何卒ご了承ください。 【全ての「Textile nerd」「fashion nerd」 に捧げる】 前述の通り扱いづらい服、生地の色柄や状態によっては動かない傾向が高あるので、ロスとなっていきます。(逆に、コアなファッション好きの方や布好きの方々が好んでロスになっていく服を好んで下さりとても嬉しかったりします。) いわゆる一般でいう大量生産ができないプロダクトで、服にアップサイクルできるプロダクトが限られてくるので、とても希少性があり、服にできたプロダクトは奇跡です。 もともとfashionは、着づらかったり扱いづらいものだと思います。 この点でUn fabric-delhi-seriesは状態にもよりますがデイリーウェアというよりもfashionとアートの間にあるような非日常に連れて行ってくれる特別で奇跡的なプロダクトです。 楽しんで着用いただけたら幸いです。 ---------------------------------------------------------------------------- 【Un fabric-bagru-seriesについて】 rétela独自のプリント技法、「embodiment print」を用いてます。 embodiment print(エンボディメントプリント)とは、 今まで捨てられていた下敷きの布を敢えてこちらで指定した布を敷いて、意図しない、偶然の柄をプリントしていく技法です。 その布を1枚、1枚 天然の素材で染め上げていきます。 ブロックプリントにはさまざまな方法があります。 その中の一つ、バグルー村のダーヴ(泥防染)は、染めた くない部分にプリントする逆転の発想を持ったブロックプ リントです。 Un fabric-bagru-seriesはBagru村にあるダーヴの工房に Bagru村で盛んに行われている、ダーブ(泥防染)の工房に協力いただき始まったシリーズです。 ここの工房は、下敷きの布は固定されていて作業をしていました。 rételaとの出会いにより、敢えて製品の下に指定した布を敷いて製造を開始しました。 新しい試みにチャレンジしてもらったことにより、ここの工房にとっても全く新しいプロセスが加わったプロダクトです。 . 泥で防染した柄が下敷きの布に染み込み、複雑に重なっていく。 インドで歴史あるプリント技法が、アップサイクルされた、全く新しい革命的なプリント方法を発明しました。 このプリント技法を冒頭のembodiment printと名付けています。 ・肌ざわりの良いインド綿(キャンブリック)を指定し下敷き布にしているため、Un fabric-delhi-seriesでは実現できないプロダクト展開が可能になりました。 --------------------------------------------------- 【Un fabric-Kolkata-kadhi cotton series】 2020年秋よりスタートします。 Kolkataのブロックプリントの工房にご協力いただき、 Un fabric-bagru-seriesと同様にrétela独自のプリント技法、「embodiment print」を用いてます。 今まで廃棄されていた下敷き布を、セレクトしたカディコットン(手織りの生地)を敷いてそのUn fabricをアップサイクルして衣服を製作します。 貴重なカディコットンをUn fabricにした、とても貴重な特別なプロダクトです。秋からの販売(数量限定)をお楽しみいただけたら幸いです。